ホンシュウジカ

ホンシュウジカ

こどもの時はバンビって呼ばれてるよ。
りっぱなツノがあるのがオスで、1年で生え変わるんだ。

英名 : Sika Deer / 学名 : Cervus nippon centralis
せきさくどうぶつもん > にゅうこう > げいぐうていもく > シカ科

原産地など

ホンシュウジカはニホンジカの地域亜種7種のうちの一つです。当園のホンシュウジカは神奈川県の丹沢山地に棲息していたシカの子孫になります。

シカ科の動物は原則、オスにだけ角が生え、毎年生え替わります。ホンシュウジカの場合は、毎年4月頃、頭に「こぶ」のようなものが生え、それが皮膚をかぶったまま伸びて「袋角」になります。

繁殖期を迎える9月頃になると、オスは研ぐように角を木の幹などにこすりつけ、やがて皮膚が脱落し骨質だけの硬く鋭い角になります。

オスはこの角を使いメスを巡って競い合いますが、4月頃になると角は自然に脱落し、再び新たな「こぶ」が生えてきます。

関連情報

園内にいる鯨偶蹄目の動物たち

出典

川崎市ホームページ