コモンマーモセット

おでこと耳の白い毛がとくちょう。
寒いのが苦手でふだんは樹の上でくらしているよ。
セミが大好物なんだ。
コモンマーモセットってどんな動物?
コモンマーモセットは、ブラジル北東部の熱帯の林に生息する、小型のサルの一種です。手のひらにのるほど小さく、霊長目のなかまとしては世界でも最小級。いちばんの特徴は、耳のまわりに広がる白い房毛です。
からだの特徴
体長は12〜15cmほど、しっぽは体より長く、重さは300〜360gほど。全身は灰かっ色をしています。木の上(樹上)の環境で生活するのにあわせて、指にはするどいかぎ爪があり、大きな目でまわりをよく見わたします。
食べものと生態
おもな食べものは、幹をかじって出させる樹液や樹脂です。昆虫や果実も食べる雑食で、じょうぶな切歯(前歯)でかわに穴をあけます。3〜15頭ほどの家族で暮らし、多くはペアを中心とした群れをつくります。においを出す臭腺や鳴き声で個体どうしがコミュニケーションをとり、縄張りを守ります。
赤ちゃんはふたごで生まれることが多く、オスや父親、きょうだいがいっしょに子育てをするのも、この猿ならではの行動です。子育てをメスだけにまかせないのですね。
人とのかかわり
ヒトと同じ霊長類で、体のしくみが人に近いことから、医学や脳の研究に協力する実験動物としても知られています。日本でも動物園などで飼育され、その姿を見ることができます。野生ではブラジルの森にくらす動物で、身近に感じながら、生息地の自然にも目を向けたい存在です。
参考にした主なサイト
- Animal Diversity Web(ミシガン大学動物学博物館)「Callithrix jacchus」: https://animaldiversity.org/accounts/Callithrix_jacchus/
- IUCN Red List「Callithrix jacchus」: https://www.iucnredlist.org/species/41518/191705316
- New England Primate Conservancy「Common Marmoset」: https://neprimateconservancy.org/common-marmoset/










































