ロバ

ロバってどんな動物?
ロバは、ウマのなかまで、大むかしから世界じゅうで人といっしょにくらしてきた動物です。荷物を運んだり、畑仕事を手伝ったりと、はたらきものとして大切にされてきました。
もともとの祖先は、アフリカの北東部(スーダンやエチオピアなど)のかわいた土地にすむ「アフリカノロバ」という野生の動物です。ロバは、この野生のロバを人がならして家ちくにしたものです。
からだの特徴
肩までの高さは110〜140cmくらい、体重はふつうのロバで250kgほどです。毛は灰色で、おなかや鼻先、目のまわり、足の先は白っぽくなっています。背中には一本の黒いすじがあり、足にも黒いしまが入ることがあります。オスとメスで、色や大きさにあまりちがいはありません。長い耳も、ロバらしい特ちょうです。
食べもの
草を食べる植物ずきの動物です。草や野草、木の葉などを食べます。かわいた土地で生きてきたので、かたくてやせた草でもへいきで、じょうぶな体を持っています。
くらしとなかま
昼も夜も活動し、暑い時間は休みます。なかまといっしょにくらす社会的な動物です。
ロバといえば、「ヒーホー」という大きな鳴き声。この声は、なんと3kmも遠くまでとどくといわれています。耳やしっぽの動きで、そのときの気持ちをあらわすのも得意です。
赤ちゃんと成長
赤ちゃんがおなかの中で育つのは、およそ370日。なんと一年ちかくもかかります。生まれるのはふつう1頭で、生まれたときの体重は20〜34kgほど。お乳は12〜14か月ほど飲みます。大人になるのは1才半から2才ごろです。
寿命(じゅみょう)
ロバはとても長生きで、人に大切に育てられると、47〜50年も生きることがあります。
数が減っている祖先・アフリカノロバ
人と暮らす家ちくのロバは、世界じゅうにたくさんいて、数の心配はありません。
でも、その祖先である野生のアフリカノロバは、今、絶めつのおそれがとても高い「近絶滅(CR)」という、きびしい状態にあります。食べるためにつかまえられたり、家ちくのロバとまざってしまったりして、数がとても少なくなっているのです。エチオピアやスーダンでは、法りつで守る取り組みが進められています。
参考にした主なサイト
- IUCN Red List「Equus africanus」(アフリカノロバ・近絶滅 CR): https://www.iucnredlist.org/species/7949/45170994
- Animal Diversity Web(ミシガン大学動物学博物館): https://animaldiversity.org/accounts/Equus_asinus/










































