ホルスフィールドリクガメ

ホルスフィールドリクガメってどんな動物?
前足の指が4本しかないことから、別名「ヨツユビリクガメ」とよばれるリクガメです。ほかのリクガメの多くは指が5本なので、これはとてもめずらしい特ちょうです。
すんでいるのは、中央アジアの、カスピ海のあたりから、イラン、パキスタン、アフガニスタン、カザフスタン、中国の西部まで。かわいた砂地の多い土地でくらしています。
からだの特徴
こうら(せなかの甲)の長さは13〜25cmくらい。たまごを産むメスのほうが少し大きく、15〜25cm、オスは13〜20cmほどです。こうらは、赤みのある茶色や黒色で、うろこ(もよう)のあいだが黄色っぽくなっています。体は麦わらのような黄色と茶色です。
食べもの
草や、多肉植物(水分をためた植物)、花、くだものなどを食べる、植物ずきの動物です。
くらしとなかま
土をほるのがとくいで、深さ2mにもなる巣あなをほります。しめった時間、朝と夕方に活動して食べ物をさがします。
このカメのすごいところは、きびしい季節を巣あなの中でやりすごすことです。寒い冬は冬眠し、暑くかわいた時期には「夏眠(かみん)」といって夏もねむります。合わせると、一年のうち9か月も巣あなでじっとしていることがあります。
赤ちゃんと成長
オスは、メスをさがすとき、頭を上下にふったり、まわりをぐるぐる回ったりします。交びの時期には、高い声で鳴くこともあります。
寿命(じゅみょう)
とても長生きで、人に大切に育てられると、50年ほど生きることもあります。
数が減っているホルスフィールドリクガメ
ホルスフィールドリクガメは、IUCN(自然を守る国際的な組織)で「危急(VU)」とされています。これは、数が減っていて心配な状態、という意味です。すみかである土地が、人の活動によってあれてしまうことが心配されています。
参考にした主なサイト
- IUCN Red List「Testudo horsfieldii」: https://www.iucnredlist.org/species/21651/9306759
- Wikipedia「Russian tortoise(Testudo horsfieldii)」(英語版): https://en.wikipedia.org/wiki/Russian_tortoise










































