プロカメラマンに聞く!桜を撮るコツ (1)− 明るく鮮やかに


スマホでパシャッ!満開の桜をきれいに撮るテクニックをご紹介

こんにちは、川崎在住のカメラマン・大塚です。いよいよウキウキの花見シーズンが到来。FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSにも、花見の写真があふれる時期になってきました。

ここ夢見ケ崎動物公園でも、そろそろ開花の時期を迎えています。春の一瞬だけ現れるはかなくも美しい桜の姿。ぽかぽかの春の日にそんなシーンに出会ったら、SNSで友達に伝えたくなりますよね。でもスマホをただ構えてシャッターを押しただけでは、なんだか地味な写真になりがちです。今回は、そんなそんなガッカリを解消する、「簡単・手軽な桜撮りのコツ」をご紹介します。

花は、鮮やかに明るく撮ろう!

さて、それでは早速「よくあるイマイチな例」からご紹介しましょう。スマホでそのまま撮った時にありがちなのは「暗くてイマイチ」なパターンです(作例1:左)。これを少し明るく撮ってあげるだけで、鮮やかで明るい写真になります(作例1:右)。並べてみると違いは歴然ですよね。
(作例1)

今回はiPhoneの標準カメラアプリを例に、桜を明るく撮る方法をご説明します。この明るさ調整(露出補正)はスマホやデジカメならほとんどのモデルでできるテクニックですので、ぜひ使ってみてください。

「なぜ暗く撮れてしまうのか」は、実は桜の色に原因があります。全体的に白色が多い花なので、カメラのプログラムが「明るすぎるよ」と暗めに調整してしまうのです。白いモノをハッキリ白く撮るには、カメラに「もっと明るく撮って!」と教えてあげる必要があります。

太陽のようなマークの横にラインが出て、画面がどんどん明るくなってくるはず
(作例2)

まずは画面の中でピントを合わせたい位置にタッチしましょう。iPhoneの場合は、オレンジの枠がタッチした場所に現れるはずです。このとき、ピントと同時に明るさも自動で調整されます。でも、もう少し明るくしたい…という時には、オレンジの枠が出ている間に画面内のどこでもいいので上向きにスライドしてみてください。(作例2)

太陽のようなマークの横にラインが出て、画面がどんどん明るくなってくるはずです。空などは真っ白になってしまいますが、花がハッキリ写るくらいに調整してみましょう。ボンヤリ灰色の花より、きっと美しく見えるはずですよ。

逆に逆光などで真っ白になってしまう場合は、下向きにスライドしてみてください。画面の色が落ち着いて見やすくなりますね。

スマホでパシャッ!満開の桜をきれいに撮るテクニックをご紹介
この明るさの調整は、一般的なデジタルカメラなどでは「露出補正」という名前のメニューになっています。[+/-]のマークがついていることが多いようです。デジカメを使っている方も、ぜひこの明るさ調整のテクニックを使ってみてください。きっと、さまざまなシーンで思い通りの写真が撮れるようになると思いますよ。

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大塚 正明(おおつか まさあき)

株式会社ロックアップ / カメラマン / WEBディレクター
川崎大師在住。WEBサイト制作、記事制作の経験を生かし、WEB用写真を中心に撮影。
物撮り、インタビュー、取材、イメージカットなど幅広く対応。

現在、朝日新聞デジタルにて写真コラム「写真のツボ」を連載中。
(http://www.asahi.com/and_bazaar/hobby/phototech_list.html)