VOL.45 ピックアップ動物

マダガスカル島北部の熱帯雨林に生息しています。数頭の群れで行動し、昼行性(昼間に行動する)と、薄暮性(朝、夕に活発に動く)を繰り返します。主な食物は果実ですが、虫や木の葉も食べます。生息地の破壊による減少や狩猟等によって野生での生息数は減少し、絶滅危惧種(危急種)となっており、輸出入は厳しく制限されています。 他の種類のレムールと同様、オスとメスでは体格に差はありませんが、オスは全身の毛が黒いのに対し、メスは全身の毛が茶色で、耳から生える長い房毛が白い、という見た目の違いがあります。 現在夢見ヶ崎動物公園で暮らしているのはオスの2頭で、18歳のユーヤと、正確な年齢はわからないものの29歳以上なのは間違いないハルオです。毛色や模様で見分けることはできませんが、ユーヤは両目が離れていて、ハルオは両目が近いので、並んでいるときに顔を見比べるとわかるかもしれません。

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